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ドルンカーク皇帝の悲願である絶対幸運圏がついに発動し、その光が戦場全域を包み込む。
だが、人の想いが叶う幸せの世界が実現するどころか、ザイバッハ敗退を知った連合軍は仲間割れを始め、再び戦場は血で血を洗う地獄絵図と化してしまう。
人は戦う運命からは逃れられない、滅びる運命なら受け入れるほかはないのだと、ドルンカークは悲しげに語る。
バァンとアレンも死闘を展開する。そんな中、ディランドゥは、家臣であり救いの親でもあったジャジュカの死により、アレンの妹であるセレナの姿と記憶を取り戻す。
死闘の悪しき運命を止めるには、バァンを信じるしかないと気づくひとみ。バァンは、そんなひとみの想いを受け止め、彼女を助けに向かう。
ドルンカークの見守る中、やがて、ひとみとバァンの互いを信じあう心によって運命改変装置は停止し、絶対幸運圏は消滅する。
戦いが終わり、エスカフローネを使うことのない世界を願って、バァンはエスカフローネを森の奥にひっそりと眠らせる。そして、ひとみとバァンに別れのときが訪れるのだった。
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